ハリケーンのカテゴリーとは? 何の尺度ですか? 低価格な住宅との関係から生まれた

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この分類方法は1969年に土木工学技術者のハーバート・サファと、
当時アメリカの国立ハリケーンセンター長官であったボブ・シンプソン
によって開発されたものです。

最初のスケール(尺度)は国際連合からハリケーン多発地帯の
低価格な住宅の研究の委託を受けたサファによって開発されたものです。

研究を行ううちに、
サファはハリケーンの起こるべく影響を示すわかりやすい尺度がないことに気づいたとか。

地震の規模を表すマグニチュードの効用を知って、
彼は風速を基準にして予測される建造物被害を示す1—5の等級に分けるのが
分かり易くて良いと考えせいりしたものです。

サファが国立ハリケーンセンターにこれを持ち込み、
シンプソンがこれに高潮と洪水の影響を加えて今の形になりました。

このスケール(尺度)には降雨や位置の評価がはいっていません。
これはカテゴリー2のハリケーンが大都市を直撃すれば
カテゴリー5のハリケーンが人口閑散地帯を通るよりも
多くの被害が出るかもしれないということを意味する。

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5つのカテゴリーは、強度の弱い方から強い方へと並べている。

カテゴリー

風速

中心気圧(ヘクトパスカル)

予想される被害

過去の例

1 33–42 m/s
時速119–153km

980 hPa

建造物への実質的な被害はない。固定されていない移動式住宅や植え込み、樹木などに被害が見られる。沿岸部における多少の浸水や小規模な桟橋の被害がある。 台風5号

(1998年)

2 43–49 m/s
時速154–177km
965–979 hPa 被害を受ける屋根材、ドア、窓がある。植物や移動式住宅などに少なからぬ被害がある。高潮により桟橋が被害を受け、保護されていない場所の小船舶類は係留を失う場合がある。 ハリケーン・イザベル(2003年)
3 50–58 m/s
時速178–209km

945–964 hPa

建築構造に損害を受ける小規模住宅や小屋があり、移動式住宅が破壊される。海岸近くでは高潮により小規模建造物が破壊され、より大きな建造物は流されてきた瓦礫によって被害を受ける。内陸地は多く洪水被害を受ける。 ハリケーン・アイバン(2004年)
ハリケーン・カトリーナ(2005年)
ハリケーン・リタ(2005年)
4 59–69 m/s
時速210–249Km
920–944 hPa より広範囲にわたって壁が損壊し、屋根構造を全損する小規模住宅がある。海岸の大きな浸食がある。内陸地は多く洪水被害を受ける。 ハリケーン・ウィルマ(2005年)
5 ≥70 m/s
時速250 Km
920 hPa以下 多くの住宅や産業用建造物の屋根が全損する。全壊する建物があり、小屋が吹き飛ばされる。高潮は、海岸線に近いすべての構造物の低層階に大きな被害をもたらす。居住地域からの大規模避難が必要とされる場合がある。 レイバー・デイ・ハリケーン (1935年)
台風20号 (1979年)
ハリケーン・アンドリュー(1992年)

すべての風速は1分間の平均によっています。中心気圧はおよその値である。例示したハリケーンの強さは、上陸時のものないし最大時のものである。

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