蝉しぐれってどういう意味ですか? 実は万葉集までさかのぼります!?

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夏に大量発生して鳴き声がうるさくて困った、
どう対処すればいいのか
蝉を撃退したい。

でも、「蝉は一週間の命なんだからそれぐらい我慢しなさい」など
と諭されてしまうのですが
我慢ならないとおっしゃるかたも結構います。

蝉(せみ)は「梅雨明け」とともに始まる蝉しぐれ。

でも、ハルゼミなど種類によっては
4 月頃から鳴き始めるものもいます。

そのセミは、日本で 35 種、世界で約1600種程います。
このうち、国内で分布範囲が広く、
一般によく知られているセミは

ハルゼミ、エゾハルゼミ、ニイニイゼミ、
アブラゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、
ツクツクボウシなどですね。

これら、多くのセミの羽は大部分が透明ですが、
アブラゼミやニイニイゼミの羽は透明ではありません。
鳴き方もそれぞれ特徴があります。

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人々の心に留まったのは、その声

蝉の声は人の暮らしや季節の中で、
春と夏に季節を現わすいわば季語として
かかわっています。

日本の古典文学にも蝉はもちろんよく登場しますが、
まず人々の心に留まったのは、その声からだったようです。

人間感情に共鳴してくれる?

やたらによく人間感情に共鳴してくれる虫だ
というのが第一印象だったのでしょう。

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だいたい『万葉集』には蝉を詠んだ歌は少なく、
全部で大体10首しかありませんんが、
その大部分がヒグラシだといわれています。
その鳴き方からも何だかわかるような気がします。

いわばしる滝もとどろに鳴く蝉の声をし聞けば都し思ほゆ(大石麿麻呂)

空蝉のからは木ごとにとどむれど魂(たま)の行方を見ぬぞ悲しき(読人不知)

蝉の羽の夜の衣は薄けれど移り香濃くも匂ひぬるかな(紀友則[きのとものり])

空蝉の身を変えてける木(こ)のもとに猶人がらのなつかしきかな(光源氏)

俳句に出てくる例
蝉しぐれ死の句も整理してをりぬ (河野裕様作)

その他、映画の題名になったり
人気のドラマのタイトルの一部になったりします。

そのわけは?

取り巻く周りの状況を説明するには
言葉にするよりも分かりあえるから
それぞれ自分の経験から理解してくれるものと言うところがあります。

JPOPでも使われている蝉しぐれ

JPOPでは、
松任谷ユーミンの「9月の蝉しぐれ」があります。

ありがとうと云える日
来ることなんてないと思っていた
どうしてどこから
この電話をくれたの

ゆずれなかった恋に
卑怯に見えたあなたの沈黙が
どうして今では優しさに思える

おしえて大人になるっていうのは
もう平気になる心死にたい程傷ついても
なつかしいこと

学校の坂道の下のバス停
まだ夏服着てた
いっしょに帰った9月の蝉しぐれ

哀しい なきやんでしまわないで
ああ一途な面影よ
深みどりがまたひと刷毛
うすれるみたい

・・・・

この歌詞の中で学生の頃の1シーンを回顧しています。
恋人と歩く姿を描写するのに
静けさよりも
まるでドラマのシーンをイメージさせるように
9月に、今鳴いている蝉の声を
蝉しぐれのことばで聴く人にイメージさせています。

桑田佳祐さんも歌詞に

その他
桑田佳祐さんも歌詞に「蝉しぐれ」を登場させていますが
やはり同じように蝉しぐれは聞く人のイメージをふくらませています。

とても味のあるフレーズですね。
あなたもそのように捉えてイメージしてみてはいかがですか?

この記事を書いている近くで
ミンミンゼミが鳴いています・・・・。

翌日の事ですが

よくじつのことですが

お昼近くになって突然
ミンミンゼミな鳴き始めました。

鳴き声のする方向を見ると
いましたいました。

しばらく鳴いて、どこかに飛んで行ってしまいました。
で、その時に”岩にしみいる”とは?
やっぱりミンミンゼミが一番あっているようにわたしも感じました。

皆さんはどう思いますか?

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